「Text Sitemap Generator」ver1.3公開

シンプルなテキスト形式のサイトマップを生成するWordPressプラグイン「Text Sitemap Generator」 アップデート情報

WordPressサイトに、シンプルなテキスト形式のサイトマップを自動生成するプラグイン「Text Sitemap Generator」ver1.3を公開しました。
初版リリース後、いくつか改善したい点が出てきたのでちょこちょこ弄っているうちにver1.0 → ver1.3になってしまいました(笑)

今回は特にサブディレクトリにWordPressをインストールしている方に役立つ機能を強化しています。WordPressの設置環境も人それぞれ違うと思うので、そのへんも含め、柔軟に対応できるようにしてみました。

「Text Sitemap Generator」ver1.3は、以下の記事で公開しています。

更新内容などは以下をご参照ください。

更新内容

ver1.3

  • 任意のURLを「urllist.txt」に追加できる機能を設定画面に追加。
  • サイトマップの出力先を変更した際に、古い出力先に残る「urllist.txt」を自動で削除する機能を追加。
  • サイトマップの出力先が「ルートディレクトリ」か「サブディレクトリ」かによって、含めるURLを調整するロジックを追加。※出力先を「サブディレクトリ」にした場合、ルートディレクトリのURLは自動的に除外。
  • サイトマップ生成機能を最適化し、設定画面で追加された任意のURLが正しく出力されるように修正。
  • その他、軽微なバグ修正とコードの最適化。

ver1.2

  • サブディレクトリにWordPressがインストールされている場合、サイトマップの出力先を「サブディレクトリ」または「ルートディレクトリ」から選択できる機能を追加。
  • 選択された出力先に基づいて「urllist.txt」へのリンクが適切に生成されるように修正。

ver1.1

  • サブディレクトリにインストールされたWordPressでも、正しくURLがサイトマップに出力されるように対応。
  • サイトマップファイルの保存場所が正しく処理されるように修正。
  • 設定画面の「urllist.txt」へのリンクが適切なURLで表示されるように修正。

主な変更点

以下が主な変更点です。

任意のURLを追加できる新機能

まず、設定画面から任意のURLを「urllist.txt」に追加できる機能を新たに導入しました。これにより、通常のサイトマップには含まれないページや外部リンクも簡単に追加できるようになりました。サイト全体のSEO対策がさらに効果的になることを期待しています。

サイトマップ(urllist.txt)の出力先を選択可能に

今回のver1.3では、サイトマップの出力先を「ルートディレクトリ」または「サブディレクトリ」から選べる機能を追加しました。この機能は、WordPressをサブディレクトリにインストールしている場合に特に役立つよう設計されています。

WordPressには、サブディレクトリにインストールする際に、二つの一般的な設定パターンがあります。

サブディレクトリをトップページとするパターン
サブディレクトリにインストールされたWordPressを、そのままそのディレクトリ内で公開する方法です。この場合、サブディレクトリのURLがそのままトップページになります。

サブディレクトリにインストールしたWordPressをルートディレクトリに設置しているように動作させるパターン
サブディレクトリにWordPressをインストールしつつ、URL上ではルートディレクトリに設置されているように見せる設定です。この方法では、ユーザーがアクセスする際、ルートディレクトリのURLが使用されますが、実際のWordPressのファイルはサブディレクトリ内に存在します。

この新機能により、サイトマップを生成する際に、どちらのパターンでも適切なURLがサイトマップに含まれるよう自動的に調整されます。
ちなみに、この機能はWordPressをサブディレクトリにインストールしている場合に限り、「Text Sitemap Generator」の設定画面にて出力先を選べるようにしています(※下図参照)。

Text Sitemap Generator ver1.3 設定画面

初心者でも簡単に操作できるように配慮したので、複雑な設定なしに、どちらのパターンでも適切なサイトマップが生成されるようになっています。
この機能と、任意のURLを追加できる機能を組み合わせて使えば、どんなサイトでも柔軟なサイトマップ生成ができると思います。

古い「urllist.txt」ファイルの自動削除機能

ver1.2でサイトマップの出力先を「ルートディレクトリ」または「サブディレクトリ」から選べる機能を追加したのですが、出力先を変更した際に、過去の出力先に「urllist.txt」が残ってしまう状態でした。開発中はFTPクライアントなどを使って手動で削除していたのですが、途中から面倒くさくなってきたので、サイトマップの出力先を変更した際に、古い「urllist.txt」は自動で削除する機能を追加しました。
この機能により、過去のファイルが誤って検索エンジンにインデックスされることを防ぐことができ、サイト管理もさらにスムーズになると思います。

まとめ

ver1.3では、主にWordPressをサブディレクトリに設置している方々に特に有用な機能を充実させました。

その他にも任意のURLを追加できる機能や、古いサイトマップ(urllist.txt)の自動削除機能など、そこそこ使えるプラグインになってきたと自分では思っているのですが、私には想像もつかないような特殊な環境下でWordPressを使用されている方もいらっしゃるかもしれません。

すべての環境に完全に対応できるかまでは保証いたしかねますが、ユーザーの皆様からのフィードバックなどもあれば参考にしながら、プラグインの改善を続けていきたいと考えています。
今後とも引き続きよろしくお願い致します。

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